リスキリングの必要性
100年に1度の
大きな曲がり角にある
市場環境
急進的な技術革新により、市場環境を大きく揺るがすデジタルトランスフォーメーション。
業態・業種・企業規模を問わず、待ったなしでのデジタルシフトが求められている。
市場環境の変化
急速なデジタルシフトとともに、エンドユーザーにとって優れたUI/UXが当たり前化。
新手の競合参入により、従来の事業基盤が競争上の足かせになることも。
市場変化への
ダイナミックな対応として
リスキリング
の価値が高まっている
リスキリングの目的
攻めと守り
リスキリングを考えるとき、「攻め」と「守り」の二つの面があると理解することが必要だ。
何のために行うのか、どの目的が自社の状況にふさわしいかの見極めが求められる。
攻めのリスキリングか
自社のDXを推進するため
- 自社の事業構造変革やDX実現のための、デジタルスキルの習得・人材開発
- データサイエンス、情報セキュリティ等の専門人材の育成とともに、DXリテラシー向上も含む
守りのリスキリングか
自社雇用を維持するため
- 自社の事業構造変革やDX実現のための、デジタルスキルの習得・人材開発
自社事業を維持するため
- 市場環境変化や事業構造転換により、事業を守るための人員整理、アウトリスキリング
市場環境、事業構造および自社の人員構造に応じた、
攻めと守りの配分や時間軸の組み立てが重要
市場環境、事業構造および
自社の人員構造に応じた、
攻めと守りの
配分や時間軸の
組み立てが重要
リスキリングとは
経営課題と言える理由
世で一般に語られる“リスキリング”
現場・個人任せになりがち
社員に対し「新たなスキル獲得を期待」するものの、学習の目標設定や学習時間の確保は現場任せ。
自己努力により新たなスキルを獲得しても業務に活かす機会は限られる。
- 学習が目的化、あるいは形骸化しやすい
- キャリア自律という名のもとに、リスキリングを自己責任化
- スキル習得したとしても発揮する場がなければ離職リスク増加
本来あるべき“リスキリング”
企業・経営者が主導し進める
新たなスキルを身に着けるのは業務の一環であり組織的活動。経営層・組織長から
明確な学習目標を示すとともに、学習環境や習得したスキルを発揮する場を提供し、処遇・対価を伴わせる。
- 新たなスキル習得とともに学習の習慣化、
学習力自体の向上 - 自己効力感が高まり、従業員満足度も向上
- 離職率の低下
個々の社員に丸投げするのではなく、
企業が責任と主導権を持つことがまずは大切
個々の社員に
丸投げするのではなく、
企業が責任と主導権を持つことがまずは大切